三の会代表ブログ

三鷹実践経営塾OBの「三の会」代表ブログです。

◆ 理念 「経営道に生きる」
三鷹実践経営塾で学んだ「経営理念」を基にOB同士が人生観・仕事観を磨き、人々を幸せにします。
◆ 使命 「我々は三鷹の産業の発展に尽くします」
三鷹の全ての産業を支え、躍動し活力ある社会をつくります。それが日本の元気を支えます。

20171026_経営塾生募集
「三鷹実践経営塾」第14期生を募集中です。
経営理念を中心に学びます。
理念とは、理念の作り方、理念経営概要等です。
一人では難しい作業ですが、仲間と共に学ぶことで前へ進むことが出来ます。
経営理念は経営の要です。
この機会に是非ご参加ください。

副代表の京増です。
三の会主催オープンセミナーを開催しました。
 当日は、10代から80代まで幅広い年齢の方が参加され、大盛況となりました。
ほとんどの方が中江藤樹のことは知らないけれど、佐々木泰明先生にお勧めならばきっとすごい人なんだろうというという期待のあらわれだと思います。

 中江藤樹は、江戸時代初期に、中国の四書「大学」「中庸」「孔子(論語)」「孟子」を学び、自ら実践することで、多くの人に影響を与え、日本陽明学の祖にして、近江聖人として現代でも尊敬される偉人です。
 上映された作品は、中江藤樹の生きざまそのものが、学ぶことの大切さ、伝えることの大切さ、実践することの大切さを伝える内容になっています。

 印象的なシーンとして、読み書きもできない村人が「勉強って簡単なんじゃなぁ、楽しいのう」というセリフがあります。良い本だから読めではなく、その人その人にあった方法で、スピードで、本質を伝えることはなかなかできるものではありません。そんな藤樹を見て、後輩が育ち、後世にまで続く道筋を作ったのでしょう。

 上映中は、あちらこちらからすすり泣く声が聞こえてきます。わたし自身も涙腺が決壊してしまったのは、やろうと思っていても出来ないことが、実は自分に言い訳をしてやっていないと気が付いてしまったり、これからやろうにも、時すでに遅しという後悔を実感してしまったシーンです。

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 上映後は、佐々木泰明先生から講演をいただきました。
藤樹先生の教えである「知良致」。昔は右から左に書いていたので、本当は「致良知」だそうです。
そして、あらためて近藤代表のブログを見返してみると、致が一番大きく書かれています。一致の致を強く意識してという表現でしょうか?

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  参加したかったけれどご都合がつかなかった方もいらっしゃることでしょう。
ほんの少しでも雰囲気が伝われば幸いです。

 十分な時間をスケジュールなかった主催者を慮って、
佐々木泰明先生により、中江藤樹の教えである、「致良知」「孝行」「知行合一」「五事を正す」の解説をいただきました。

 中江藤樹の教えは・・・・・
致良知(ちりょうち)中国の明代の儒学者、思想家「王陽明」
 人は、だれでも「良知」という天から与えられた美しい心をもって生まれています。良知というのは良心、美しい心。誰とでも仲良く親しみ合い、尊敬し合い認め合う心のことを言います。
 ところが人々は、次第に みにくい いろいろな欲望が起きて、つい良知をくもらせてしまいます。
 私たちは、自分のみにくい欲望に打ち克って、良知を鏡のようにみがき、その良知に従い行いを正しくするように日々努力することがとても大切です。
 良知が明らかになれば、天と一体になって人生は安らかになる。

 孝行(こうこう)
 私たちの心や体は、父母からうけたものであり、父母の心や体は、先祖からうけつがれたものであります。
 それはもともと、大自然から授かったものです。
仏教(禅宗)の修行の一つの中に座禅行と共に易筋行(ここから派生したのが少林寺拳法)という修行があり、その教えの中に「身体は父母より授け 魂はダーマ(天)より受けたることに 報因の誠を尽くさんことを期す。」とあります。
 4つの命・・・生命、天命、使命、寿命 それぞれの意味を知ることが心の衷心に皇極が生まれる。
 孝行とは、父母を大切にし、先祖を貴び、大自然を敬うことです。そのためには自らの良知を磨き、体を健やかにし、行いを正しくし、家族やまわりの人々と仲よく 親しみ合うことが大切です。
 さらに、子どもを温かい心でしっかりと育てることも孝行です。

 知行合一(ちこうごういつ)
 人々は、学ぶことによって、人として行わなければいけない道を知ることができます。
しかし、学んだだけで、それを行わなければ、本当に知ったことにはなりません。物事をよく理解し、実行してこそはじめて知ったことになります。
 このあたりから 日本では家訓 理念とかが大切にされてきた。故に、理念、VISION、インテグリティが基本にあるのとないのでは経営の品質に差が生まれる。

 五事を正す(ごじをただす)
 五事とは「貌、言、視、聴、思」(ぼう・げん・し・ちょう・し)を言い、それを正すことは、なごやかな顔つきをし、思いやりのあることばで話しかけ、澄んだ目で物事を見つめ、耳を傾けて人の話を聴き、まごころをこめて相手のことを思うことです。
 ふだんの生活やまわりの人々とのまじわりの中で、自ら五事を正すことが、すなわち良知をみがき、良知に至る大切な道です。

 良知に至るには、日常五つのことをこころがければいいという。なごやかな顔つきをし、思いやりのある言葉で話しかけ、澄んだ目でものごとを見つめ、耳を傾けて人の話を聴き、まごころをもって相手を思う。何より正直であることが大切と説く。
 100年後、ある武士が 野良仕事中の百姓に 藤樹の墓までの道を聞いたところ、百姓は、仕事の手を休め 墓までの案内をする。途中、自宅に立ち寄り、正装に着替えて現れた。武士は、自分への敬意だと思って喜んでいると、百姓は墓前に正座し、首を垂れる。武士は、100年経っても藤樹の遺徳が生きていることを悟る。  ・・・・・人を育てるのは100年の大計

 10月は偉人に学ぶを定番化してオープンで行っていきたいと思います。
 次回(来年)の候補は、二宮尊徳、マザーテレサなどが上がっています。

 三の会、これからの活動にどうぞご期待ください!

20170921_幹事会
9月幹事会を行いました。
①9月定例会植田製作所様研修会振り返り
創業から76年間企業を存続させることは並大抵ではありません。
堅実に正直に仕事をする姿勢を見ることが出来ました。
10月定例会
中江藤樹上映会・佐々木泰明先生による講演会です。
10月5日(水)19時開始です。
会場は産業プラザ701会議室です。
間違えないようにお願いします。
③11月定例会
デビット伊藤講師による講演会です。
題目は「ロボットビジネス最前線(仮)」です。
デビット氏が運営する特定非営利活動法人ロボットビジネス支援機構RobiZyが新しいロボットビジネスを支えます。
④工業部会若手活性化交流会委員長住吉様より交流会の案内を頂きました。
メーリングリストにて皆様へ連絡致します。

20170913_佐々木泰明さま
10月5日に開催する三の会主催上映会・講演会について佐々木泰明先生と打合せを致しました。
三鷹実践経営塾主席講師として活躍頂いております。
三の会でも組織化する前から応援をして貰っています。
日本の偉人に学ぶを題材にして前回は「上杉鷹山」でした。
今回は「中江藤樹」を取り上げました。
知名度はありませんがその後の偉人を育てた男です。
三鷹商工会の会員の皆様へは16日以降に案内が届きます。
佐々木先生との打合せは生き方についてのご指導が中心でした。
心がさび付いている時に佐々木先生のお話を伺うと晴れやかな気持ちを取り戻します。
講演会も楽しみに来てください。
宜しくお願い致します。

副代表の京増です。
山本総合会計事務所様を訪問してきました。

7月に移転したばかりのオフィスには、お祝いのお花がたくさん並び、山本様の人望の厚さを表しているようです。

山本様には、2016年11月の三の会定例会で、「ランチェスター経営戦略」のご講演いただきました。
三の会メンバーへのアンケートや、直接のリクエストで、今後やってほしい企画のなかで
一番反響の大きかった「ランチェスター経営戦略」を再び。ということで、ご講演のお願いに行ってきました。

前回は、とても興味があったが、日程が合わず参加できなかった。
前回参加して、もっと具体的な事例を聞いて見たい。

などのご要望をお伝えしたところ、快くご快諾くださいました。しかも、2月という一番の繁忙期にもかかわらず
何とか調整しますとおっしゃって下さりました。

山本さんご自身もランチェスター戦略を実践されておられ、地域や業種に特化して成功されています。
このようなお話も、ぜひ掘り下げてお話しいただきたいと思っています。

帰りがけには、お土産までいただいてしまいました。
相続に関することが、全方位的に網羅されている上に、読みやすい構成になっている相続に関する決定版のような濃い内容の本です。
山本氏

副代表の京増です。

9月の三の会は、植田製作所さんに会社訪問させていただきました。

 皆さん

三鷹の住宅街の中を進んでいくと、昭和の趣が漂う建物が見えてきます。
今回訪問させていただいた植田製作所さんは、マンションや住宅が立ち並ぶ中にあります。

建屋
植田製作所さんは、圧力スイッチという特殊なスイッチをメインに作っている会社で、日本では5社しかないそうです。

 

昭和16年に三鷹で創業され、なんと76年!なる老舗企業です。

企業の寿命は30年といわれていますが、ダブルスコアの60年以上もの間存続できている会社にはどんな秘密が隠されているのか、現場にもお邪魔してお話を聞いてきました。

ロゴ

まずは会社の生い立ちから伺ってみますと、先々代の社長さんが圧力スイッチに目を付けます。当時は海外製品(舶来)しかなく値段も数万円した物を、開発して制作し700円で販売したそうです(当時の月給5,000円の時代)

初代スイッチ
現在の社長さんの前職はなんと宮大工さんだったそうです。
社長
縁あって、植田製作所を引き継ぎ、工場の建物などもその腕を生かして建てたそうです。
三の会に参加されている植田さんは、3代目になり実質的な経営を仕切っています。

植田さん
工場内を案内してもらいます。作業中にもかかわらず従業員さんたちは親切に対応してくれました。
素人の見当はずれの質問にも丁寧にお答えくださり、会社というより大きな家族のような暖かさを感じました。

プレス

これだけ存続するには、どんな特別なことをしているのだろうと、質問してみますと、特にないとおっしゃいます。
ところが、少量(1個でも)注文を受けてその日に発送できたり、お客様の要望をすぐに反映出来たりといった、小回りの良さと迅速性といった、大手では出来ない(やらない)ことに強みがあることがわかってきました。

 検査

製品開発、部品調達、製造、検査、発送といった基本の工程の他、お客様の声をすぐに反映する。問い合わせには技術者が直接応対するなど、大手でもなかなかできないサポートも充実しています。

 プレス加工

それらのほとんどは紙ベースでデータベース化などはしていませんが、テクノロジーに頼らなくても十分に機能しているのを目の当たりにすると、やればできるんだ。と、妙に納得してしまいます。

 

長い年月の間には、当然浮き沈みもありました。オイルショックやリーマンなどの不景気も、バブルで周りが浮かれる中でも、投資などに手を出すことなく、堅実にやってこられたといいます。

 

街場で続けるご苦労としては、プレス機など大きな音の出る作業もあるので、近隣への配慮として、防音の工事をしたり、5時半以降は操業しないなどの配慮が欠かせないそうです。

 

三鷹を離れて新天地でという計画もあったそうですが、社員の方の三鷹に住み続けたい意志を尊重して、三鷹に残る決断をしたそうです。これは、「井の中の蛙」でやっていく覚悟でもあります。

 

「見栄を張らずに、身の丈に合った経営」は、特に印象に残った言葉です。
植田製作所さんの経営者も従業員の方にも実に誠実で堅実な印象を受けます。皆さんがしっかり肚に落ちてるんだなと感じました。

 

経営手法にも触れてみますと、完全にニッチャー戦略で、ランチェスター戦略そのものです。
植田さんは、そんなの意識してないとおっしゃいますが、意識しないで出来ているのを見て、あらためてその凄さが伝わってきます。

 

ここで先ほどの「井の中の蛙」の続きを思い出しました。
「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る」です。
堅実な経営をされてこられたからこそ、見える空の青さはどんな青なのか、それは、植田さんにしか見えないのでしょうね。


植田製作所さんの製品を目にする機会はほどんどありません。
自転車屋さんに行く機会があれば、タイヤに空気を入れる機械(エアーコンプレッサー)に植田製作所さんの名前を見つけられるかもしれません。もし見つけられたら嬉しく、誇らしくなることでしょう。

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10月定例会の案内を致します。
題目:中江藤樹
日程:10月5日19:00~     上映会
          21:00~21:30 佐々木泰明講師による講演会
会場:三鷹産業プラザ会議室701
三鷹商工会会員の皆様を対象にしています。
熊沢藩山、佐藤一斎、佐久間象山等が学び日本の偉人を育てた近江聖人です。
日本陽明学の開祖です。
中江藤樹がいなかったら、明治維新は起きなかったかもしれません。
今後、三の会では四書五経の古典や吉田松陰等の偉人の学びに触れたいと思います。
中江藤樹は学びの原点と思い今回取り上げました。
致良知、孝行、五事を正す等の教えを学びます。

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