「大学を学ぶ」第2回
副代表の京増です。
今回の参加者は5名でした。
行きたいけれど行けなかった方、興味はあるけれどまだ参加したことない方もいらっしゃることでしょう。
第1回で出たみんなの疑問は、最初に出てくる「格物・致知」でした。
最初からしてよくわからない・・・
といっても、本を読めばどういうことかはもちろん書いてあるわけです。
ちなみに僕のよんだ本には、この様に書かれています。
「物事の仕組みに通じてから、知が至ります」
「知を致すとは、物事の道理に通じること、というのは、自分の知を致すことと、物の道理を突き詰めて知ることが同じであることを言っています。
人の精神には必ず知があります。その上で、天下の物事には必ず道理があります。ただ、その物事の道理を突き詰めて知っていないことがあり、このために知がことごとく尽くされることも無いのです。」
中略
「長い間こういったことに力を注ぎ、ひとたび眼前が開けて別々のことが通じ合うようになると、すべての物の表にも裏にも、細かいことにもおおまかなことにも、隅々まで到達することができます。自分の心の全体と何事にも対処できる心の用い方が、必ず明らかになるのです。」
とあります。
にもかかわらず、人によって解釈が違ったりするから面白いですね。
人によって読む姿勢も、期待するものも違うからではないでしょうか?
参加者みんなが、どう理解しているか聞いて見るとまた面白い!
・言葉そのものの意味を探求しようとする人
・現状の自分と会社の指針にしようとする人
・別の書物から意味を肚落ちさせようとする人
・過去の経験から、体現できている人を思い浮かべる人
・理屈はよくわからないけど体現できてると実感できる人
それぞれの意見は一見どんどん膨らんで発散していくのかと思いきや、言葉で説明するには至っていないけれど、なんとなくそうなりたい、至りたい、という思いが共感できます。
なんか深いことになりそうです。
始まって2回目にして、タイトルも含めてこれからどのようにやっていくかも考える必要がありそうです。
・毎月定例でやるのが良いのか
・2~3ヶ月に1回でやるのが良いのか
・はたまた、新しい発見をした人が、発起して招集するのが良いのか
今後の進め方について、ご意見をいただければ幸いです。
意見が一致しているのは、昔の塾、今風に言えばゼミのような感じがあっているのかともいます。
毎日顔を合わせて、同じ釜の飯を食ってというのは無理なので、参加できても出来なくても、同じテーマを追求する仲間としての繋がりが感じられればと思っています。
コンディション・マネジメント
副代表の京増です。
三鷹商工会 異業種交流プラザ様主催のオープン講演会に参加させていただきました。
「コンディション・マネジメント」体感セミナー
講師の千原康祐様は、iRSR株式会社代表で元気企業コンサルタントをされている方です。
体調管理やモチベーションコントロールの話かな?
と思って受講してみましたが、全然違う独自のアプローチでした。
最初の自己紹介で、「理念経営」との出会いを聞き、一気に親近感がわいてきました。
経営者の置かれている状況を本当によく理解されています。
そして、どうしたら経営者が元気になるか、会社全体が元気になるかを本気で考え、まったく新しい切り口で「元気」になる方法を生み出しています。
「元気」とは?
元気の源は、3か所にあるとおっしゃいます。
フィジカル(肉体)元気な体
メンタル(精神)いつもリラックスした気分
ソーシャル(社会)豊かな人間関係、豊かな経済状態
いつも一生懸命頑張っている経営者、社員にまず心掛けることとして
「自分を労わってあげてください」
この言葉だけで、ちょっと軽くなれる気がします。
めちゃめちゃ頑張っているのに、加えて自己啓発やらモチベーションアップのセミナーを受けても拒絶藩のが出てしまいます。そんな反応も自律神経の交感神経による自己防衛の自然な反応なんだそうです。
体質改善
千原先生の方法は、約60兆個の細胞でなりたっているヒトの身体の1つ1つの細胞を元気にして上げようというアプローチです。どうしたら細胞の元気を取り戻せるか順を追って、詳しく説明してくれます。(詳しい内容はネタバレになってしまうのでここでは書きません)
体感
基本は、順天堂大学医学部 小林弘幸教授が考案した、セル・エクササイズで多くのトップアスリートが取り入れているエクササイズの中から、座っていても出来る簡単なエクササイズを体験してみます。
ポイントは、肩甲骨のコリをほぐすと、ふくらはぎをもんで足の疲れをとるというものです。
実感として、頭がすっきりして、周りの景色が少し明るくなったように見えます。
このように、自分の身体を労わることで、メンタル面でも余裕が生まれ、人間関係も改善していくというのが、千原先生のプログラムだそうです。
セル・エクササイズを実践してから、一気にこの原稿を書気上げました。
また、肩が凝ってしまったので、もう一度やってコリをほぐそうと思うのでした(笑)
大洲城

中江藤樹は滋賀県高島郡に生まれ祖父の養子となり、加藤貞泰公が大洲へ国替えのおり、祖父に従い大洲藩に仕えました。
中江藤樹邸跡から直線距離で400Mのところにあります。
今はありませんが外堀、内濠があり急な坂を上っていくので10分くらいは掛かります。

天守閣は明治時代に取り壊されてしまいましたが、4棟の櫓は当時のままで国の重要文化財に指定されています。


城の東側に流れる肘川は城を固く守っています。
初冬の朝に現れる「肘川おろし」は見ることはできませんでしたが、当時を想像してみました。

ここにも「孝」がありました。
脱藩後、近江へ帰り母に仕え学問と教育に専念しました。
大洲より門下生が藤樹を慕い近江へ行きました。
「三の会」では中江藤樹を学び、大学を学んでいきます。
引き続き宜しくお願い致します。
大洲中江藤樹邸宅跡

愛媛県大洲市にある中江藤樹邸跡へ行ってきました。
藤樹書院へは昨年の8月に行きました。
大洲の空気もいいですね。

愛媛県指定の史跡です。
脱藩するまで過ごしていました。
場所は愛媛県立大洲高等学校校内にあります。

図々しく中へ入り教員室で場所を尋ねたら「ご自由にご覧下さい」と丁寧に教えて頂きました。
藤樹の教えを直に学べて生徒さんたちは幸せですね。

藤樹書院から根分けをした藤の木がありました。
綺麗な花が咲くことでしょう。

「孝」をすべての人間に共通する原理と考えました。
「孝」は子の父母に対する関係を考えたのではなく、天地を貫く大道として説きました。

ここにも致良知がありました。
大学にある格物致知を学んだ藤樹が行き着いた良知です。
私利私欲で曇っていない心が大切です。
1月幹事会

幹事会を行いました。
議題は以下の通りです。
・12月忘年会の振り返り。
・新年を寿ぐ会の振り返り。
・2月定例会
・三の会事務処理のお手伝い。
・大学に学ぶ。
・3月定例会。
・総会。
2月定例会、大学に学ぶはメーリングリストにてご連絡致します。
宜しくお願い致します。
新年を寿ぐ会2018
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

新春始めての定例会は恒例になった「新年を寿ぐ会」です。
命名者は「いとへん」安田さんです。
多くの引き出しを持っているので感性が豊かですね。
皆さんが忙しいのはいつものことです。
集合時間前に集まったのは4名のみです。
新年に今年一年の抱負を文字にするのは大切ですね。

三鷹商工会実践経営塾塾長は「みんなのしあわせ」です。
ひらがなで書きました。
やさしい文字ですね。
来年参加される予定の皆様へ!!
6分野のVISIONを考えます。
6分野とは仕事・家庭・趣味・自己啓発・経済・健康です。
簡単な目標ではいけな等、ルールはあります。
正月休みにじっくりと考えるのも良し、参加して皆さんの意見を聞きながら決めるのでも良しです。

京増副代表は「賢明に懸命に」ですね。
三の会の皆さまは分かりますね・・・

去年から悩んでいた井上幹事は「創世」です。
石井塾長のアドバイスです。(ここだけの話ですよ。)
石井塾長は「大学」時から発揮してますね。
井上さんは新しい自分を見つける旅に出るそうです。
是非、御供したいと思ってす。

さすがです!!
デビッドの眼鏡研修会でピカイチの考察力を持っていた砂長さんですがそれ以上を求めていることが分かりました。

懇親会から参加の谷津さん一番存在感を出していましたね。
天風先生を尊敬しています。

14期の倉橋さんは字がとっても上手ですね。
今まで参加の女性の皆さまは凄くうまい字を書きますね。

商工会の尾賀さんは「日進月歩」です。
寿な報告が出来るように新年の決意を致しました。

「価値創造」を今年一年の目標にしました。
皆さん!
今年一年を頑張りましょう^^